- こんにちは、香川大学DX推進研究センター教授の米谷です。
香川大学はDX推進に一定の成功を納めています。なぜ成功できているのか、その秘訣はDX推進の戦略検討や実働を担当している我々も十分に理解できているわけではありません。
今回はその秘訣を探るため、香川大学のDXラボ(以下,DXラボ)の学生スタッフで、きつねチームでスクラムマスターを務めている小林 誠さんにお話を伺います。
学生
【DXラボスタッフに聞いてみた】きつねチームスクラムマスター 小林 誠
「予実管理システムの開発に情熱を注ぎ、他のスタッフとの協力を通じて成長」

DX推進研究センター教授 米谷雄介

DX推進研究センターDXラボ学生スタッフ小林誠

DX推進研究センター特命教授 浅木森浩樹
スタッフが開発したシステムはこちらをご覧ください
※インタビュー内容の一部はMicrosoft Copilotを用いて自動要約し、一部修正を加えたものです
自己紹介
米谷:こんにちは、米谷です。今日は香川大学DXラボのきつねチームでスクラムマスターを務める小林 誠さんにお話を伺います。
浅木森:こんにちは、特命教授の浅木森です。DXラボの活動をPMOの一人としてDXラボの開発チームを取りまとめております。今日は一緒にインタビューに参加させてもらいます。
小林: こんにちは、小林 誠です。修士一年生で、DXラボのきつねチームのスクラムマスターをしています。よろしくお願いします。
DXラボに参加したきっかけ
米谷:小林さん、DXラボに参加したきっかけって何だったんですか?
小林:研究室の先輩から「こういう活動があるけど興味ない?」って聞かれて、せっかくだからやってみようと思ったんです。
浅木森:その時、DXラボの活動についてはどれくらい知ってたんですか?
小林:正直、DXラボの活動はあまり知らなくて、ポスターを見たことがあるくらいでした。でも、DXラボで活動すると就職に強そうだなって思ったので参加しました。
米谷:なるほど。大学院進学もその時点では考えていたんですか?
小林:いや、その時はまだ決めてなくて、就職活動をしようとしていたんです。でもエントリーシートを書く時にアピールポイントが弱いなと思って、大学院に進学していろいろな活動を通してアピールできるように就活を頑張ろうと思ったんです。
浅木森:それでDXラボに参加したんですね。
小林:そうです。研究にも役に立つと思ったので。
米谷:小林さんは、先輩の勧めでDXラボに参加し、就職活動のアピールポイントを強化するために大学院進学を決意したんですね。
予実管理システムの開発
米谷:予実管理システムの開発について教えてください。
小林:研究室で卒論のテーマが迷走していた時に、香川大学イノベーションデザイン研究所で各プロジェクトの予算管理をされている担当職員さんの話が上がってきて、やってみたら?って言われたんです。それが予実管理システムの開発に繋がりました。
浅木森:その時の心境ってどうだったんですか?
小林:やっぱり自分が主担当だったので、責任感が強くなりました。先輩方のサポートもあって進めやすかったです。
米谷:担当職員さんとの共同作業はどうでしたか?
小林:担当職員さんも同じ研究室の学生の立場でもあったので、気軽に相談できて進めやすかったです。
浅木森:それが成功の要因ですね。
小林:そうですね。現場の困りごとからはじめることでシステム開発はスムーズに進みました。
米谷:小林さんは、現場の困りごとから予実管理システムの開発を進め、担当職員さんと研究室が同じだったことから学生同士の協力で成功を収めたんですね。
スクラムマスターとしての役割
米谷:スクラムマスターとしての役割について教えてください。
小林:チームを取りまとめる役割で、進捗報告やタスクの振り分けをしています。
浅木森:前田さん(2024年度DXラボ 学生リーダー)をお手本にしているんですか?
小林:そうですね。前田さんのやり方を参考にしています。
米谷:チームの進行で難しいところはありますか?
小林:仕事の振り方が難しいですね。どこまで振っていいのか悩むことがあります。
浅木森:それは経験を積むことで解決できるのではないでしょうか。
小林:そうですね。試行錯誤しながら進めています。
米谷:小林さんは、スクラムマスターとしてチームを取りまとめる役割を担い、前田さんをお手本にしながら試行錯誤しているんですね。
今後の目標
米谷:今後の目標について教えてください。
小林:DXラボ内で意見を発信できるようになりたいです。就職活動ではアピールできるような成果を作りたいです。
浅木森:具体的にはどんな企業に就職したいですか?
小林:大手企業に行きたいのですが、自分に合ったところを探したいです。上流工程の仕事が好きなので、そっちの方向で見ていきたいです。
米谷:データサイエンティストの仕事も興味があるんですか?
小林:はい、興味があります。DXラボの活動が役立つと思います。
浅木森:それは良いですね。
小林:ありがとうございます。頑張ります。
まとめ
小林 誠さんは、DXラボの活動を通じて成長し、予実管理システムの開発に情熱を注ぎました。今後も意見を発信し、就職活動でアピールできる成果を作ることを目指しています。