KadaSkill<デジタルスキルポートフォリオ作成支援システム>とは?
香川大学では 大学高専機能強化支援事業の採択を受け、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が定義しているDX推進スキル標準の5類型のDX人材を網羅的に育成する「香川大学高度情報専門人材育成(DX人材育成)事業」を開始しました。その中で、学生は講義内容や身に付く知識・スキルではなく、単位の取りやすさで講義履修をしているという課題がありました。この課題を解決すべく開発されたのがデジタルスキルポートフォリオ作成支援システム「KadaSkill/カダスキル」です。
「KadaSkill」は 主にPower BIを用いて開発されたシステムで、教務システムからダウンロードした成績情報を取得する「成績情報取得機能」、デジタルスキル修得状況を可視化する「デジタルスキルポートフォリオ作成機能」を有しています。「成績情報取得機能」により、学生は手間をかけることなくリアルタイムでの学習状況の把握を実現します。また、「デジタルスキルポートフォリオ作成機能」により、本来大切な「学んだ内容や身につけた力」に意識を向けさせ、学生の計画的な履修を支援します。
今後は本システムを発展させ、学生が将来なりたいと考えている人材に近づけるよう、AIエージェントによる今後の講義履修支援の構築にもつなげていきたいと考えています。
システムダウンロード
本システムについてはダウンロード提供を予定しておりません。
開発者
- 菊池志帆(DXラボ学生スタッフ)
- 山本 遥希(DXラボ学生スタッフ)
開発者メッセージ
デジタルスキルポートフォリオ作成支援システムでは、Power Automateを活用し、教務システムのAPIから成績情報を取得し、学生のデジタルスキルの修得状況を可視化します。このシステムを開発するうえで、最もこだわったのは「デジタルスキルポートフォリオ作成機能」です。開発当初は、他のITスキル(ITSS(ITスキル標準)など)での分類を検討していました。しかし、 DX推進スキル標準を用いることで学生自身の知識・スキルを「ビジネスアーキテクト」や「ソフトウェアエンジニア」といった5類型に当てはめ客観的に見ることができ、自分のキャリアパスをより具体的に描くことができると思い、DX推進スキル標準を選択しました。また、私たちは開発者であると同時に、学生でもあります。学生視点を活かし、自分自身(学生)だとどのような画面が見やすいかを考えました。特に、DX推進スキル標準の5類型の可視化方法では、実際の5類型と同じ配置のレーダーチャートを追加して、見やすさを向上させることができました。
今後も学生の成績情報の活用に取り組んでいきたいと思います。
(菊池、山本)
開発環境
- Microsoft Power Automate
- Microsoft SharePoint
- Microsoft Power BI
- 学生情報取得API
- 成績情報取得API
資料
- システム動作図
