システム紹介

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運用監視システム「KadaMonitor/カダモニタ」とは?

香川大学では業務システムの内製開発をおこなっています。香川大学ではそれらの業務システムを運用する際に、度々システムエラーが発生するにも関わらず、ユーザからの報告があるまでシステムエラーに気づけないことが問題視されていました。この課題を解決するために開発されたのが運用監視システム「KadaMonitor」です。​

「KadaMonitor」は主にPower Automate を用いて開発されました。「KadaMonitor」は「1時間に1度、監視対象となるシステムの実行履歴を取得する」「毎日決まった時刻に当日の運用レポートを生成する」という2つのフローを有しています。「KadaMonitor」は内製したシステムの運用状況を正常実行数やシステムエラー発生数といった指標で捉え、ダッシュボードで可視化できます。加えて、システムエラー発生時には管理者が通知を受け取ることも可能です。運用状況を可視化することによって、不具合によるシステム停止だけでなく、「承認依頼にきづいていない」などの業務フローの意図せぬ停滞も検知できます。


システムダウンロード

本システムについてはダウンロード提供を予定しておりません。

運用担当者と開発者

  • DXラボスタッフ

運用担当者メッセージ

従来のMicrosoft Power Automateのエラー通知では、週1 回の通知メール、もしくはシステム管理画面の「28 日間の実行履歴」にアクセスしなければ、システムエラーに気付くことが難しく、システムエラーが発生した際に業務が滞ってしまうという問題がありました。​
「KadaMonitor」によって、20の業務システム(2024年11月)の運用状況(正常実行数やシステムエラー発生数)をDXラボ全体で把握できるほか、システムエラーの発生時にはエラー通知が届くことで、システムエラーの確認から復旧までの対応が素早くおこなえるようになったと感じています。​
問題を素早く分析することで業務の滞りが減少し、業務システムの開発者・利用者ともにメリットを感じています。(DXラボ)

開発環境

  • Microsoft Power Automate​
  • Microsoft Dataverse​
  • Microsoft Teams​
  • Microsoft Power BI​

資料

  • システム動作図




Interview